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記事: Story of VOLCA

Story of VOLCA

CEOメッセージ

私たちは約30年にわたり、健康とフィットネスの分野で食品やサプリメントの開発に携わってきました。
その経験と、3.11の震災やコロナ禍を通じてあらためて実感したのが、水と食こそが、いのちと社会を支える最も根源的な資源であるという事実です。
日本には、守り育てるべき清らかな水と土地があります。
VOLCAは、鳴子の深層水という自然の力を地域とともに活かし、未来の世代へと手渡していくためのプロジェクトです。
自然のエネルギーを宿した水や食を起点に、健康、活力、そして地域の繁栄が循環する社会をつくること。
それが、VOLCAの目指すビジョンです。

VOLCA誕生秘話

雪深い山あいに、湯けむりが立ちのぼる町。
宮城県・鳴子は、千年を超えて湧き続けてきた温泉地です。

厳しい冬と豊かな山林、火山の熱、そして清らかな水。
言い伝えによれば、鳴子の温泉は、動物や人々が湯に浸かり、休息をとりながら、大地の癒しを受け取る場所でもありました。
領主であった伊達政宗とその一族も、この地をたびたび訪れていたといわれています。

火山に囲まれ、ミネラル豊富な温泉水に恵まれた鳴子は、伊達家の軍馬を育てるのに適した土地でもありました。
やがてこの地は、日本でも有数の馬の産地として知られるようになります。

遊佐家は代々、海外から導入した血統をもとに馬を育て、皇室に献上されるほどの名馬を送り出してきました。
その中の一頭が、「玉鳴号」という名の馬でした。
この馬は大正天皇に献上され、その功績により、遊佐家には土地が与えられました。

それからおよそ70年後の1991年。
その土地で行われたボーリング工事の中で、ひとつの温泉が湧き出します。
それは、鳴子の中でもほかとは異なる特別な水でした。
周囲の温泉が硫黄やミネラルを多く含んでいるのに対し、この水は飲用に適したバランスを持っていました。

実際、この水はそのまま口にできるほどの純度が高く、遊佐家では日常的に飲用され、家族やペットの猫、植物など、身の回りのさまざまな存在とともに、その性質を見つめてきました。

やがて源泉のそばには水を分けるためのスタンドが設けられ、近隣の人々や知人へと届けられるようになります。
その評判は広がり、遠方からこの水を求めて訪れる人も現れるようになりました。
そして遊佐家はこの水に、土地に多くの恵みをもたらした馬の名にちなんで「玉鳴号」と名付けました。

立地の厳しさや工場建設の困難がある中でも、遊佐さんはボトリングの環境を整え、この水を必要とする人へ届ける取り組みを続けてきました。

そして、それからおよそ30年後の2024年。
デービッド・ホルトンは偶然遊佐家と出会い、この源泉を引き継ぐことになります。
玉鳴号に対する彼らの情熱と愛情に強く共鳴した私たちは、かつての名馬がそうであったように、この水を再び力強く流れさせたいと願っています。
それはまた、遊佐さんの願いでもあります。

私たちはこの伝統を、次の世代へとつないでいきます。
この水の価値を、できるだけそのままのかたちで届けること。
そして、鳴子という土地に新たな息吹をもたらすこと。

玉鳴号という名に宿る時間と記憶は、
いま、「VOLCA」という新たなかたちへと受け継がれています。

開発責任者 CEO デービット・ホルトン

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