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記事: 水分補給と運動能力

水分補給と運動能力

水分補給と運動能力

気温湿度が高くなり、熱中症予防のため水分補給が大切な時期になってきましたね。
今回は、以前も紹介したことがある、「水分補給と運動」について、水分がなぜ大切なのかも織り交ぜながらお話したいと思っています。

人の体の約60~70%は水分が占めています。
「水」は、人体の中で多くの生理学的な工程で重要な役割を果たしています。



例えば、多く水を含んでいる筋肉組織でいうと、エネルギーを作る場合、水が不可欠です。

もちろんトレーニーやアスリートにとっても運動時の水分補給は大切です。
適切な水分補給ができていないとどのようなことが起こるのか、そもそもなぜ水分が不足してしまうのか、少し説明させていただきます。

まず、運動(特に高強度や長時間)を行った場合、筋肉の温度≒体温が上昇します。
さらに、炎天下など高温の環境下で運動を行うと、体温の上昇を加速させます。[1]


次に、人は恒温動物ですので、環境温度に適応するため、発汗や呼吸数を増やします。
これにより、体内の水分が失われ、その後水分量が足りない(回復しできない)状態だと、グリコーゲンの利用などにも影響を及ぼします。[2]

また、適切な水分補給ができない場合と過剰摂取の両方が運動機能を低下させ、健康上のリスクを高める可能性もあるようです。[3]

▼運動時、正しい水分補給ができていないとリスクが上がるもの[3]
・脳、心肺など人体の生理的機能を維持する能力の低下
・体温調節機能の障害
・運動関連筋けいれんの発症
・低ナトリウム血症

特に1時間以上または激しい運動を含む場合、摂取する水分に炭水化物やナトリウムなどを添加することが望ましいですが、汗で損失する電解質濃度等も適切かどうか見極めることが大切です。[3]

ベストな状態でスポーツや運動に臨むために、水分補給を今一度考えてみましょう。

▼水分補給のコツ
①運動前から運動後にかけてこまめに水分補給を行う。
②激しい運動時や発汗で失われる水分、炭水化物、ナトリウム、カリウムを適切に摂取する。

試合や運動の時に捕食がとれない場合、サプリメントでの摂取もおすすめです。
進化したスポーツ時のドリンクとして開発されたGMCN(ゲームチェンジャー)は炭水化物、ナトリウム、カリウムをすべて補給することができ、さわやかなピンクレモネード風味で運動中でもすっきり飲むことが可能。

激しい運動をする時、大切な試合の時、GMCN(ゲームチェンジャー)を活用してみるのも選択の一つです。


参考資料
1. Hydration, Hyperthermia, Glycogen, and Recovery: Crucial Factors in Exercise Performance - A Systematic Review and Meta-Analysis
2. Hyperthermia, but not muscle water deficit, increases glycogen use during intense exercise
3. National Athletic Trainers' Association Position Statement: Fluid Replacement for the Physically Active

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